トリガーポイント指圧
繰り返す腰痛や肩こり・しびれの原因は、筋肉の使い過ぎや不動(筋肉を動かさない)により生じる「トリガーポイント」という筋肉のしこり(索状硬結)が原因かもしれません。
トリガーポイントによる痛みを引き起こす症候群を筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome、MPS)と呼びます。また、トリガーポイントは筋肉の関連痛や知覚過敏(しびれ)・違和感・感覚鈍麻・発汗・めまいなどの自律神経症状も引き起こします。
はしもと鍼灸接骨院では、独自の「トリガーポイント指圧」で筋肉をただマッサージするのではなく、トリガーポイントに集中的に施術を行い症状の根本原因にアプローチし、症状の早期改善させる治療法です。
このようなお悩みありませんか?
- 昔からの腰痛(慢性腰痛)
- ぎっくり腰(急性腰痛)
- 頭痛、肩こり、寝違え
- 坐骨神経痛
- 椎間板ヘルニア
- 変形性膝関節症
病院でレントゲンやMRI・CTを撮影したが異常がみつからない。整骨院の施術や病院のリハビリに通うがなかなか症状が改善しない。などを経験した事ありませんか?
もしかするとその症状は、「トリガーポイント」に原因があるかもしれません。
トリガーポイントとは?
患者さんが指で示した筋肉に痛みの原因がある確率は3割、残りの7割は患者さんが指で示した場所とは全く関係のない場所に原因があります。これは意外かもしれませんが、筋肉の痛みを取り扱っている専門家の間では常識です。
「トリガーポイント」はトリガー(trigger)「引き金」という意味とポイント(point)「点」という意味からなる言葉で「トリガーポイント」⇒「筋肉の痛みの引き金となる点」となります。つまり、実際に痛みを感じている場所とは関係のないところに原因となる部位があるということです。
トリガーポイントが形成される要因は主に2つです。
同じ筋肉を酷使すること(オーバーユース)によって筋肉に微小な損傷や炎症が起こり筋膜に癒着が起きる。あるいは、長時間同じ姿勢を維持したまま動かさないこと。どちらも「血流不足」が原因となると考えられています。
トリガーポイントの好発部位は、
- ・筋肉が骨に付着する部分
- ・筋肉と筋肉が連結する部分
- ・筋肉と腱の移行部分
- ・力学的にストレスのかかりやすい部分
- ・筋膜(Fascia)
- ・靭帯、腱、脂肪などの結合組織
他の整骨院、整体の施術とどう違うの?
当院の施術の特徴は、痛みが再発しにくいことです。
今までの施術を受けても2~3日後に症状が再発してします経験はありませんか?それは、筋肉の痛みは慢性化しやすい特徴があるからです。
筋肉は、ストレスなどの精神的因子や姿勢異常や使い方の癖など行動学的因子と密接に関係しているからです。例えば大勢の前で話をすると身体は無意識に緊張したり、試験などで肩がパンパンに張ってしまう。このように、筋肉はストレスなどで交感神経が興奮すると無意識に緊張してしまう性質を持っています。
施術後に気を付けること
猫背や円背などの姿勢異常や身体の使い方の癖などの行動因子によって引き起こされた筋肉の痛みは、原因となる筋肉を治療したとしても、姿勢異常や悪い使い方をしている限り同じ筋肉を酷使していることにより、再び筋緊張を起こしてしまいます。
ストレスや姿勢異常などにより筋肉が緊張してしますと、筋肉の中を走行している血管は圧迫され、血流の悪い状態(虚血状態)になる。このような虚血状態で筋肉が運動を行えば筋線維はすぐに損傷して痛みが再び起こるとともに、血流が悪いために痛みをおこしている発痛物質が筋肉内に蓄積してしまう。そのため、痛みは慢性化し、筋肉の緊張をさらに亢進させるという悪循環を形成していく。
このようにして起こった筋緊張は、ストレスや姿勢異常、使い方の癖が解消されない限り継続的に起こるので、一時的に解消されても痛みが再発してしまいます。
当院では、痛みの原因となっているトリガーポイントの治療だけでなく、姿勢異常によって起きるトリガーポイントの治療を行うので、再発しにくいです。また、患者さんには使い方の癖を治していただけるようにセルフケアを指導させていただきます。