ハイボルト治療
捻挫や打撲、肉離れ(筋挫傷)などの急性の症状に効果的な治療法です。150Vを超える高電圧を用いることで、マッサージでは届かない深部の筋肉(トリガーポイント)へ直接刺激を入れることができます。
ハイボルト治療の効果は、疼痛の軽減、血流の促進、関節可動域の改善、赤筋(インナーマッスル)の活性化などがあります。
このようなお悩みありませんか?
- 足関節捻挫や手関節捻挫などの
捻って痛めた症状 - 肉離れ(筋挫傷)、靭帯損傷
- 寝違えのような可動域制限を伴う頚部痛
- テニス肘や膝蓋腱炎(ジャンパー膝)のような
筋肉付着部炎 - 坐骨神経痛のような神経症状
- ぎっくり腰のような急性腰痛、腰痛、肩こり、膝痛、五十肩などの慢性症状
ハイボルト治療の最大の特徴は、皮膚の表面ではなく筋肉の深層部分へのアプローチができることです。捻挫や肉離れ(筋挫傷)などのケガの場合、皮膚表面への電気刺激従来の低周波治療機器)では改善しません。
しかし、ハイボルト治療では深層部分への電気刺激が可能になり、損傷組織の回復効果が期待できるため、これまでずっと安静にして自然回復を待つだけだったケガでも施術することができるようになりました。
特に効果がある症状
急性症状
ぎっくり腰や寝違えのような不意に発症する症状のことです。これまでの治療ですと、湿布や痛み止めの服用など対処法のみで患部に負荷をかけないように安静にして、痛みが落ち着くのを待つしかありませんでした。しかし、ハイボルト治療によって、早期回復を促すことが可能になりました。
スポーツ外傷
捻挫や肉離れ(筋挫傷)などがスポーツ外傷に該当する具体的な症状になります。捻挫では、靭帯損傷や痛み、腫れなどが出る状態で、肉離れは筋肉の一部が断裂して痛みや腫れなどが出る状態のことです。いずれの状態でもアイシングや湿布などで安静にするしか方法がありませんでした。しかし、ハイボルト治療によって早期回復が可能になりました。
神経症状や炎症
頚部のヘルニアや坐骨神経痛などの神経に関する症状においても、これまでは安静にしておくことだけが対処法でした。しかし超音波とハイボルト治療のコンビネーション治療により症状の軽減や回復を早めることできます。
ハイボルト治療の効果とは?
ハイボルト治療は、症状や治療部位により周波数を変えて治療いたします。そのため、治療効果も大きく3つに分けることができます。
疼痛緩和効果
最大の特徴としては、痛みを和らげる効果です。従来の電気刺激療法(低周波治療機器や干渉波治療機器など)とは違い、高電圧電流を用いることで皮膚に抵抗を与えずに深部組織まで到達させ直接患部の炎症抑制をすることで、痛みを和らげます。
血流促進効果
ケガをすると身体を守ろうとして筋肉は収縮し硬くなります。また、痛みを庇うために周りの筋肉も緊張し硬くなります。すると、血管が圧迫さえ血液の流れが悪くなります。血液は酸素や栄養などが運ばれているので、正常に戻すことが大切です。ハイボルト治療では、他動的に筋肉を動かし血流を促進させることで、筋肉に酸素や栄養を供給します。その結果、筋肉は柔軟性を取り戻し痛みの出ない状態になります。
神経を落ち着かせる
しびれなどの神経症状が出ている時は、神経が炎症を起こしていたり神経が絞扼されて酸欠や栄養不足になっている状態です。神経症状のにより周波数を変化させ神経の興奮を落ち着かせることが可能になりました。また、超音波(1秒間に1~3万回振動する温熱治療機器)とハイボルト治療のコンビネーション治療を行うことにより神経症状が緩和せれます。
プロのスポーツ現場でも使用されている治療機器
ハイボルト治療は、数多くのプロスポーツ選手でも使用されており、高い効果が実証されています。スポーツで起きる急性のケガから腰痛や肩こりのような慢性症状にも効果があります。
また、ハイボルト治療は痛みを早いタイミングで和らげることが可能となります。痛み止めなどの薬でも同じ効果を狙うことは可能ですが、薬の場合はどうしても副作用という問題があります。
しかし、ハイボルト治療の場合は副作用がありません。どなたでも安心して痛みを和らげることが可能となりました。このような有用性もプロスポーツ選手が好む要因になっています。