二分靭帯損傷について
このようなお悩みありませんか?
- 足首の捻挫がなかなか治らない
- 足に体重をかけると痛む
- ジャンプの着地時に足を痛めた
- 足の甲の外側が腫れた
- 痛みで歩行に異常がでた
二分靭帯は、その名の通り2つに分かれています。
踵舟靭帯
踵骨と舟状骨(足部内側の骨)をつなぐ靭帯
(背側)踵立方靭帯
踵骨と立方骨(足部外側の骨)をつなぐ靭帯
この2つを総称して「二分靭帯」と呼ばれています。
踵骨(かかとの骨)の踵骨前方突起の前方から2つの骨につながる靭帯で形状から「Y靭帯」とも呼ばれます。ショパール関節(横足根関節)は踵骨、距骨、舟状骨、立方骨で構成される関節で、機能としては、内側縦アーチの適度な下降の補助です。
正常の荷重位での足関節背屈動作には適度な内側縦アーチの下降が必要であり、内側縦アーチの下降が制限されることで、衝撃吸収作用が機能します。二分靭帯が損傷されると、この機能が働かず衝撃が直接患部に起こるので歩行時に痛みが起こります。
二分靭帯損傷の原因とは?
バスケットボールやバレーなどのスポーツでジャンプの着地時に捻挫した場合や爪先立ちの姿勢で捻挫した場合、段差などで踏み外した時に捻挫した場合などに発症します。
つまり、足関節の底屈を強制した状態で足関節内返し捻挫(足裏が内側に向く)で発症します。また、多くが踵立方関節の損傷が多いです。
損傷の程度としては、Ⅰ〜Ⅲ度に分類することができます。
Ⅰ度損傷
靭帯が少し伸びた損傷で靭帯に小さな損傷が起きています。
Ⅱ度損傷
靭帯の部分的な断裂が起きているもので皮下出血や腫脹が軽度起こります。
Ⅲ度損傷
靭帯の完全断裂で皮下出血や腫脹が強く起きます。
二分靭帯損傷でお悩みならはしもと鍼灸接骨院へ
二分靭帯損傷は、だたの捻挫と誤診されることが多く、正しく処置しておかないと歩行時に痛みが残ることが多いです。また、発症機序が似ている他の靭帯損傷(前距腓靭帯損傷、踵腓靭帯損傷、前脛腓靭帯損傷など)との鑑別も必要となります。
はしもと鍼灸接骨院では、痛みの緩和だけでなく、関節の固定(テーピングなどの指導)やリハビリなど元の運動が行えるレベルまでサポートさせて頂いています。足関節の捻挫でお困りの方は、是非お相談ください。